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FUKUOKA Growth 2022

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Fukuoka Growth」は、福岡市の成長性を示すさまざまなデータを紹介し、国内、世界における福岡市の存在感を高め、ビジネスや交流を促進することを目的として、福岡アジア都市研究所 情報戦略室が発行する無料のデータブックです。
2014年以降、2年おきに計4回発行し、国内外のさまざまな方に福岡市を紹介するツールとして活用いただいております。
国内有数の成長都市として注目される福岡市を、データ面から考察するシリーズを定期的にウェブ上で発信しながら、最新のデータブック「Fukuoka Growth 2022」を、2022年春に発行する予定です。


シリーズ01:
人口からみる国内における福岡市の相対的位置付けと役割
[Nov 26, 2021] 
2020年国勢調査の速報が6月に発表されました。
福岡市の人口は1,613,361人で、政令指定都市の中では5番目に位置しています。(図1
図1 政令指定都市人口(2020年)

2015年からの福岡市の人口増加数は74,680人、人口増加率は4.9%で、いずれも政令指定都市トップです。福岡市は、国内で最も人口が増加している都市の1つといえます。 (図2・3
一方、政令指定都市には含まれませんが、東京23区は、1000万人近い人口が集中する日本最大の都市でありながら、2015年から2020年の人口増加率は福岡市を上回っています。 コロナ禍で、2020年の東京23区への人口流入の動きに変化が見られたものの、周辺の神奈川県、埼玉県、千葉県の一部を含めた首都圏への人口集中は加速 しています。
図2 政令指定都市の人口増加数 (2015-2020年)、図3 政令指定都市の人口増加率 (2015-2020年)

福岡市の人口増加は、2010~2015年から継続しており、政令指定都市の人口上位の都市の中で、10年間同じ勢いで増え続けているのは福岡市だけです。(図4
東京23区とともに、国内3大都市圏の中心都市である大阪市、名古屋市も、この5年間で増加数が伸びており、特に大阪市は6万人超と、増加が加速しています。
一方、各地方圏の中心都市である札幌市、仙台市、広島市の人口は増加していますが、福岡市ほどの勢いはなく、2015~2020年の増加数は、やや落ち着いてきた印象です。
図4 人口上位都市の期間増減数の推移 (2010-2015年・2015-2020年) 

周辺地域から大都市への人の流れはこれまで各地でみられてきましたが、首都圏など3大都市圏、そして福岡市への人の流れが際立ち始めています。福岡市は、九州の中心都市から、さらに次のステージへと成長=Growthしつつあります。

東京23区、大阪市、名古屋市を中心とする3大都市圏には、日本の人口の約半数が集中しています。
その中で、東京23区から直線距離で約900km、大阪市から約500km離れた福岡市の人口が増加していることは、国土軸のバランサーとしての福岡市の役割が強まっていることを示しています。(図5
3大都市圏から離れた福岡市 は、海を隔ててアジアの各地域とつながるゲートウェイの位置にあり、日本の中で、福岡市の相対的な位置付けは、今後ますます高まるとみられます。

情報戦略室 畠山尚久
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