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刊行物・研究報告
総合研究
2024.04.25
『ウェルビーイング~新たな都市の評価に関する研究II~』2023年度URC総合研究報告書
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著者 | 山田 美里 ・菊澤 育代 | |
データ収集等 | 張 睿 ・ 本田 佳奈 | |
出版日 | 2024年3月(※更新日:2024年9月) | |
キーワード | ・ウェルビーイングとは ・政策に取り入れる意義 ・アンケート調査の分析結果 ・ウェルビーイングの政策的フレームワーク |
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区分 | 研究報告書 | |
URC研究区分 | 総合研究 |
※2023年度URC総合研究報告書『ウェルビーイング~新たな都市の評価に関する研究II~』の記載内容に誤りがございましたので、こちらの通り訂正いたします。
人々の価値観の転換や多様化等を背景に、求められる都市像が変化する中、2022年度研究では、主観的評価を重視する「ウェルビーイング」という概念が、新しい都市の評価において重要な役割を果たすと考え、ウェルビーイングの現状や規定因等を把握するためのアンケート調査を実施しました。
2023年度は、アンケート調査の分析結果から、それぞれのウェルビーイング実現に影響する要因とともに、ウェルビーイングを政策や行政計画に取り入れる意義や手法について明らかにしました。
メイン・ポイント
・アンケート調査の分析結果から、子どもをもつ女性は「仕事を続けながらストレスなく育児ができる環境」、50~60代は「社会とかかわる活動の継続」につながる施策がウェルビーイング実現に寄与することなどが明らかになった
・市民の幸せを再定義するウェルビーイングを含む主観的指標を、施策単位ではなく分野レベルで設定し適切に評価していくことが、市民のウェルビーイング実現につながる
・市民のウェルビーイング実現に寄与する政策形成のため、ロジックモデルをベースとした、「ウェルビーイングの政策的フレームワーク」を提示
目次
第1章 ウェルビーイングと政策
1.1. ウェルビーイングとは何か
1.2. 価値観と政策の変遷
1.3. 主観的指標と客観的指標
1.4. 本研究の位置付け
第2章 ウェルビーイングを政策に取り入れる意義と手法
2.1. 政策に取り入れる意義
2.2. 政策的フレームワーク
コラム 1 WB指標を取り入れる際の注意点(信頼性・妥当性)
第3章 アンケート調査
3.1. アンケート設計
3.2. 基本属性
3.3. ウェルビーイング評価
3.4. 自由記述のテキスト分析
3.5. 統計分析による影響要因の把握
3.6. まとめ
コラム 2 介護業界におけるウェルビーイング〜事例に基づく評価項目の検討〜
第4章 政策形成に向けた考察
4.1. フレームワークの適用
4.2. 主観的評価の分野とレベル
4.3. 都市と個人のウェルビーイング
コラム 3 福岡市職員研修(政策的フレームワークを用いたワークショップ)の報告
第5章 おわりに
アンケート調査結果資料編
参考文献