『福岡のグローバル・ネットワーク』(2016年度総合研究報告書)公開
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福岡のグローバル・ネットワーク
Global Networks of Fukuoka
平成28年度総合研究「福岡のグローバル交流拠点形成に関する調査研究:国際化推進からグローバル化推進へ」報告書
2016 Research Report on “the Global Interactive City Formation of Fukuoka: Shifting from Internationalization to Globalization”
2016 Research Report on “the Global Interactive City Formation of Fukuoka: Shifting from Internationalization to Globalization”
本書は、福岡のグローバル交流拠点としての機能を把握するために、国境を越えて行き来する人、企業、モノ、資本、文化にかかわる膨大なデータ分析によって、福岡が形成しているグローバル・ネットワークを明らかにしたレポートです。
グローバル都市化が進展し、グローバルな交流拠点を形成している都市は、イノベーションに加え、観光やビジネスにおいても優位にあります。福岡では、これまでの国際化政策を踏襲しつつ、さらなるグローバル都市化を進めることが、都市の成長戦略そのものであるといえます。
国内外で福岡とネットワークの最も強い都市は、現段階では東京であることが明らかとなりました。しかし、日本および首都圏の人口減少・経済縮小とともに、福岡は東京に過度に集中したネットワークを徐々にグローバルにシフトしていかなければなりません。
本研究で明らかにされた福岡のグローバル・ネットワークをさらに活用するとともに、ネットワークを多様化しつつ、それぞれのネットワークを強化していくことが、福岡のさらなるグローバル都市化を推進し、都市の成長をもたらすと考えられます。