REPORT
刊行物・研究報告
総合研究
2014.03.17
大名・今泉・春吉地区の経済環境調査
趣旨目的
福岡市の「新・都心構想」を考えるとき、大きくエリアを分ければ「天神」「渡辺通り」「博多部」「博多駅周辺」となるだろうが、それらのエリアの境目にあり、また今注目されている町がある。それらは、天神の西側に位置する「大名地区」「今泉地区」、そして天神と渡辺通り、中洲の合間で新しい動きを始めた「春吉地区」である。果たしてそれらはいったいどんな地域なのだろうか。ここ数年で、若者たちがぞくぞくと店をオープンし、天神よりもある意味メジャーデビューしているこれらエリアの調査研究はこれまで行われてこなかった。いつ、何がきっかけで、どんな経緯をたどって、このエリアは集客ゾーンとなっていったのか。福岡市の「新・都心構想」には欠かすことのできない、大きなエリアをつなぐ結節点として、また独自のアイデンティティを持つこの3つの地区の歴史と現状、課題を調査研究するものである。
対象
• 集客のきっかけとなった店やグループ、住民との連動など、当時の動きを知る町のリーダーたち
• 実際に出店している若者たち
• 進出する東京資本のショップ
• 店舗物件を紹介している不動産業者
• 旧住民・新住民(3代続けて住み続けている旧住民には相続に関することも)
• 事務所を構えている人たち
• 昼間の人口を支える人たち(大名地区の場合は専門学校生など)
• 町に集まる顧客たち など
内容
調査の基本はすべてインタビュー形式とする。
研究予定期間
平成16年度
担当
佐々木喜美代 主任研究員(メイン担当)
水戸 慎吾 研究主査(サブ担当)
中村 正則 研究主査(サブ担当)