REPORT
刊行物・研究報告
コラム
2014.11.13
Fukuoka Growth 2014
2014年3月にウェブ上で発信した『Fukuoka Growth 2014』シリーズは、以下よりお読みいただけます。
01 | 02 | 03 | 04 | 05 | 06 | 07 | 08 | 09 | 10 | 11 | 12 | 13 | 14 | 15 | 16 | 17
Fukuoka Growth 01 日本で一番人が集まる都市へ
Fukuoka Growth 17 Going Forward_日本語版(pdf/1.77MB)
Fukuoka Growth 17 Going Forward_英語版(pdf/1.21MB)
福岡を取巻く環境は目まぐるしく変化し続けています。
• 2013年度だけを見ても、富士山の世界文化遺産への登録、2020年の東京五輪・パラリンピック開催決定、 JR九州の「ななつ星in九州」の運行開始など、日本や九州を浮揚させる明るいニュースが沢山ありました。
• 一方で、東アジア、中東、中央アジアなどの政情不安、世界各地で頻発する災害、国内外の不透明な経済見通しなど、課題も山積しています。
• そのような中、人口が150万人を突破した福岡市では、新しい総合計画が策定され、観光庁より「グローバルMICE戦略都市」に指定され、国家戦略特区に申請するなど、持続的な成長に向けた歩みを進めています。
都市の定点観測に基づくコミュニケーションが重要になっています。
• 社会の変化がますます速くなっている今日、成長に向けた地域戦略の進捗を評価し、必要に応じて見直していくことが不可欠です。
• そのため、データによる都市の定点観測の重要性は増しており、当研究所のみならず様々な関係者が、福岡を観測し、それを基にコミュニケーションを深めていくことが重要です。
コミュニケーション・ツールの一例として『Fukuoka Facts』をご紹介します。
• 『Fukuoka Facts データでわかるイイトコ福岡』 (http://facts.city.fukuoka.lg.jp/)
• URC情報戦略室も参画しているこの取り組みでは、 『Fukuoka Growth』の内容の一部が、クリエイティブの力によって素晴らしいコミュニケーション・ツールに昇華されました。
• その結果、自治体が持つデータを、街の宣伝・広告活動に繋げる優れた取り組みとして産官学組織「オープンデータ流通推進コンソーシアム」から「
日本マイクロソフト賞」をいただきました。このように、データが地域を考える人々のコミュニケーション・ツールになって行くことが、私たちURC情報戦略室の願いです。
『Fukuoka Growth』は、今回の第17号を持って終刊します。
• 世界地図上の福岡の位置を明確に定める一助になることを目指して、2013年6月の創刊から9ヶ月間、ほぼ隔週ペースで発行して参りました。
• これまでに目を通して下さったり、データ収集や分析のご協力下さった皆様に、心からお礼申し上げます。
• これからも、Fukuokaを、そしてURC情報戦略室を、よろしくお願いします。
• 4月以降は、さらに進化した形で、定期的に情報の発信・提供を行う予定です。
『Fukuoka Growth』book(冊子)を発刊します。
• これまで発行した『Fukuoka Growth』を再編集、再構成した冊子(B5版)を発行します。データでみる福岡市の成長ポテンシャルの確認はもちろん、英語併記となっておりますので、海外を含む他の地域へ、福岡市の魅力や成長力を紹介、PRするツールとしても、ぜひご活用ください。詳細は、近日中に当研究所ホームページで発表します。
2014年3月17日
公益財団法人福岡アジア都市研究所
情報戦略室長
後藤太一