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2024.11.29
山田研究主査が日韓海峡圏研究機関協議会の研究報告会に討論者として登壇
URCが参加する日韓海峡圏研究機関協議会では、北部九州と韓国における海峡圏地域の交流、経済社会活性化など、様々な課題について共同研究や情報交流を行っています。
11/27に北九州市で開催された同協議会の研究報告会にて、韓国の光州研究院が報告した 「都市の持続可能性を高める水辺空間活性化計画-光州広域市のYプロジェクト-」への討論者として山田研究主査が登壇しました。
「Yプロジェクト」とは、光州広域市を流れる2つの河川(永山江と黄龍江)の流域において、4つの戦略(①水質浄化・生態系の復元、②親水・遊び体験の創出、③観光資源の発掘、④自転車道や歩道の設置による自然への接続網の構築)を柱に、光州広域市が2023年10月に発表した水辺空間の活性化を目指す約10年間の長期計画です。
山田研究主査から「二つの川が交わる箇所での防災」や「光州広域市都心部の湿地保護地区指定への住民の合意形成」、「4つの戦略の優先順位や進め方」などの質問を投げかけ、報告者と意見を交わしました。その後、会場参加者からも質問や意見が出るなど活発な討論が行われました。