ACTIVITY
活動状況・報告
2018.11.21
韓国忠南研究院ご一行がURCを訪れました
韓国忠清南道のシンクタンクである忠南研究院の研究員と道庁の計画部門職員計4名が11月21日に福岡アジア都市研究所(URC)を訪れました。
韓半島の西部にある忠清南道はかつて百済の都があった地域で、歴史的に中国や日本との交流が盛んでした。今回来訪された研究員の皆さんも全員日本留学経験者であり、日本の大学の博士号を取得しています。
当研究所のアジア交流チームが来訪者の皆さんと2時間にわたって懇談しました。
研究所の業務内容を説明しながら、財団としての独自性や運営基盤のサポート体制、研究成果の市政へのフィードバック効果などシンクタンクの在り方をはじめ、両国共通の高齢化問題や若者の就職事情、さらに首都への一極集中と国土の均衡ある発展などについて幅広く意見交換ができました。
さらに、忠清南道及び忠南研究院が今年から「環黄海イニシアチブ」に関する計画を樹立させ、環黄海地域でこれから中心的役割を果たしていく目標を掲げていることに鑑み、国際的な研究交流の実態や仕掛けづくりの方法などを中心に、当研究所がこれまでに取り組んできた実績も紹介しました。
忠南研究院との交流は今回が初めてですが、今後、さまざまな形で、具体的なテーマや事項に沿って双方にとって有益な交流連携を進めていくことで意見が一致しました。