バングラデシュ工科大学副総長が来訪されました

バングラデシュ工科大学副総長のS.M. Nazrul Islam 博士が6月11日福岡アジア都市研究所を訪問されました。

今回、九州大学とのMOU締結のために来日され、副総長に随行したMohammad Akharuzzaman博士が、九州大学大学院に留学当時、当研究所の若手研究者研究活動助成を受けて、ダッカ市内の屋台をテーマに調査研究を行った経緯もあり、当所への表敬訪問に合わせて交流セミナーを実施しました。

交流セミナーでは、彼が屋台からスタートした自身の調査研究をバングラデシュのスラム問題に拡げ、さらに、日本企業のバングラデシュ事務所長として、学童の栄養摂取改善の活動に参加している近況を流ちょうな日本語で報告されました（発表内容は附録資料PDFを参照）。
5月末にバングラデシュのハシナ首相が公賓として日本を訪問され、両国間の親善関係の深耕が期待される中、今般のIslam 副総長の来訪を通じて、バングラデシュ国民と福岡・九州との交流拡大に対する期待の大きさをうかがい知ることができました。