ACTIVITY
活動状況・報告
2016.10.10
平成27年度 市民研究員 研究報告書
市民研究員 目的
市民の方々に、自主的な立場での研究を通して、まちづくりへの認識を深め、また、交流の輪を広げることにより、まちづくりのリーダーとなっていただくことを目的としています。
研究テーマ
『アジアの先進モデル都市・福岡のまちづくり』
2012年策定の「福岡市第9次基本計画」では、基本構想で掲げた4つの都市像の1つ「活力と存在感に満ちたアジアの拠点都市」を実現するため、基本計画における8つの目標の1つとして「国際競争力を有し、アジアのモデル都市となっている」都市の形成を目指しています。
実際に、福岡では、MICEの誘致に力を入れているほか、国・日銀の異次元金融緩和政策に伴う円安効果もあって、アジアをはじめ海外からの観光客の増加や、コンテンツ産業の成長などが見られます。
しかし、世界銀行によれば、発展途上国における中所得層の規模が、15年後の2030年には12億人に達すると見られており、これは現在のアメリカ+ヨーロッパ+日本の人口を上回る規模となるほか、世界の経済において先進国が占めるGDP割合も、35年後の2050年には、現在の60%弱から30%を切るまでに低下すると見られています。また、アジア開発銀行によれば、アジアの各国で都市化が猛烈に進んでいるとされており、アジアを含む世界中で国際的な都市間競争が今後さらに強まり、優位性の高い都市へ、消費や生産(資本)がいっそう集中すると考えられます。
こうした将来において、福岡市が活力と存在感、そして国際競争力を有する、アジアの拠点都市・モデル都市となるためには、どのようなインフラや都市機能が必要あるいは強化すべきなのか、また、産/官/学/民、さらには外国人材も含む多様な主体・担い手が、どのように動くべきなのか、などについて、市民研究員6名が約9か月間にわたり活動した報告書をまとめました。
実際に、福岡では、MICEの誘致に力を入れているほか、国・日銀の異次元金融緩和政策に伴う円安効果もあって、アジアをはじめ海外からの観光客の増加や、コンテンツ産業の成長などが見られます。
しかし、世界銀行によれば、発展途上国における中所得層の規模が、15年後の2030年には12億人に達すると見られており、これは現在のアメリカ+ヨーロッパ+日本の人口を上回る規模となるほか、世界の経済において先進国が占めるGDP割合も、35年後の2050年には、現在の60%弱から30%を切るまでに低下すると見られています。また、アジア開発銀行によれば、アジアの各国で都市化が猛烈に進んでいるとされており、アジアを含む世界中で国際的な都市間競争が今後さらに強まり、優位性の高い都市へ、消費や生産(資本)がいっそう集中すると考えられます。
こうした将来において、福岡市が活力と存在感、そして国際競争力を有する、アジアの拠点都市・モデル都市となるためには、どのようなインフラや都市機能が必要あるいは強化すべきなのか、また、産/官/学/民、さらには外国人材も含む多様な主体・担い手が、どのように動くべきなのか、などについて、市民研究員6名が約9か月間にわたり活動した報告書をまとめました。
研究報告書
まえがき … 岡田 允(pdf)
目次 … (pdf)
『福岡市における新たな宿泊サービス機能の拡充に関する研究』 … 伊東 克啓(pdf/1M)
『市民の知を支える市立図書館の在り方についての検討』 … 岩井 千華(pdf/1M)
『ミュージシャン・アーチストのまち・福岡形成戦略』 … 大澤 理宗(pdf/2M)
『多文化共生の実現に向けた地域の取組み』① … 岡田 憲二郎(pdf/816KB)
『多文化共生の実現に向けた地域の取組み』② … 岡田 憲二郎(pdf/215KB)
『先進モデル都市の実現に向けた諸問題への考察と提言』 … 河野 弘史(pdf/2M)
『中国マーケットへの展開方策に関する実践的研究』 … 平野 紘輝(pdf/2M)
活動記録 … (pdf)