福岡の街はどこに行くのか。どこに行くべきなのか。
そんなことを討議し,発表できるようなメディア・都市情報誌が福岡にもあるべきだ!という強い想いの元に,「まちづくり」を考える媒体を制作したいと思いました。
タイトルの「f」はもちろんFukuokaのfですが,
Face(都市の顔),Forum(討論)のfでもあります。大きな「U」はUrban(都市)です。
財団法人福岡アジア都市研究所
佐々木喜美代((財)福岡アジア都市研究所主任研究員)
大川隆司(H15,H16年度URC市民研究員, (株)電通九州)
出口 敦(九州大学大学院人間環境学研究院助教授)
松岡恭子(建築家/(株)スピングラス・アーキテクツ代表取締役)
村上隆英((株)ジーコム代表取締役)
(名前五十音順)
大宝拓雄/岡崎亜希
(大宝拓雄デザイン事務所)
松熊 功/中村正則
((財)福岡アジア都市研究所)
佐野直樹(H.G.C.)/湯浅玲子
志賀 智
((有)スタジオ サムシング)
(平成17年9月14日)
新たに,9月15日から福岡市営地下鉄駅構内売店13か所,9月22日から青山ブックセンター福岡店でも発売予定 。
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(平成17年9月14日)
東京や福岡市内外の図書館等閲覧できる場所があります。
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お読みになった方々からのアンケートを抜粋して掲載しております。たくさんの貴重なご意見ありがとうございました。今後の誌面づくりに反映させていきます。
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季刊 都市情報誌「fU(エフ・ユー)」 ISSN 1349-5763
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【4号】 平成17年9月15日発行
・特集
都市を潤す緑の力
都市のイメージを形づくる緑のあり方
●赤坂けやき通り ●アイランドシティ インタビュー:伊東豊雄 |

4号(表紙)
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都市のイメージを決めてしまうほど,都市の中の緑の比重は大きい。昨年12月には,調和の取れた魅力的な風景づくりを後押しする「景観法」も施行され,地域の特性を活かしたまちづくりが問われている。これまでは都市の美しさ形成を自治体に任せていたが,今後は自治体と市民がいっしょになって考え,実行していかなくてはならない。福岡で美しい並木道をつくっている「けやき通り」は,その手法で守られ育てられてきた。また人工島・アイランドシティでは,本気で緑化環境を造り出そうとしている。9月9日から行われる全国都市緑化フェア「アイランド花どんたく」の会場は,この人工島である。福岡市の「緑の力」について考え,討議するには絶好の機会である。 |

けやき通り

アクロス福岡
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・福岡アジア都市研究所セミナー採録
「資源消費大国・ 中国の進むべき道とは」
・アーバンデザインを考える
「九大移転と箱崎のこれから」「箱崎におけるまちづくり」
・URC研究員レポート
「ソウルの夢と希望-清渓川(チョンゲチョン)」
「地震に負けないコミュニティ 新潟中越大震災(長岡市)」
・連載:中国の街角スケッチ
「地域再建は地域サービスの充実から」
唐 寅(福岡アジア都市研究所主任研究員)
・トピックス
アジアマンス,第3回福岡アジア美術トリエンナーレ2005,アジア太平洋フェスティバル2005,九州国立博物館,ミュージックシティ天神 SUCCESSION 2005
・バックナンバー,URCからのお知らせ,次号予告
A4判40頁,2色刷(表紙回り4色),頒布価格500円,発行部数2,000部
【次号内容】
5号 平成17年12月15日発行予定
・特集「 博多部の魅力再発見 」(仮題)
ひとくちに「博多部」といっても,イメージする場所や印象はそれぞれに異なる。博多駅,祇園山笠,櫛田神社,キャナルシティ,聖福寺,アジア美術館,中世の歴史…さまざまな魅力がある博多部なのに,ひとかたまりの魅力としてアピールできていないのは,長年の課題である。福岡にずっと住んでいる市民にとっても博多部は遠い存在だったりする。もっと身近に,友だちが遊びに来たら案内できるような博多部にするためにはどうしたらいいのか。知っているようで実は知らなかった博多部を新しい切り口で魅力を再発見したい。大晦日,新年をぜひ博多部でお過ごしください。
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