平成26年度市民研究員募集

研究テーマ

スポーツを生かしたまちづくり福岡では、昨年12月の「ISUグランプリファイナル」、今年11月に新しく生まれ変わって第1回目が開催される「福岡マラソン」などの大型スポーツイベントにより、市民のスポーツに対する関心や、スポーツと地域との結びつきが高まりつつあります。
また、東京で二度目の夏季オリンピック・パラリンピックが6年後の2020年に開催されることになりました。2018年の冬季オリンピック・パラリンピックも韓国の平昌(ピョンチャン)で開催予定であり、オリンピック・パラリンピックをはじめとするスポーツイベントを通じて、世界からアジアへの注目が集まっています。
スポーツは、年齢や性別、国籍を問わず多様な人々の交流を深め、体を動かすことによる健康増進、人々や地域の紐帯強化、スポーツ振興という視座からのインフラ整備、さらにはスポーツ関連イベントに伴う賑わい創出や情報発信など、都市の活力・魅力の向上に様々な形で影響を与える力を持っていると考えられます。スポーツの持つ多様な力を、我々が生活するまちの中で、より具体的・効果的に活用できれば、福岡のまちづくりに大きく役立つとともに、様々な交流の輪が広がることでしょう。
そこで、当研究所では、スポーツをまちづくりの一つの切り口として捉え、「どのようにスポーツを生かすまち」を作っていくのかを考えるべく、平成26年度市民研究員の研究テーマを『スポーツを生かしたまちづくり』としました。
市民のみなさん、自ら行うスポーツはもとより、観るスポーツ、支援するスポーツなど様々な観点から、あらゆる面でスポーツを生かすまちづくりについて、一緒に考えてみませんか。

shimin26_1shimin26_2  写真提供:福岡市

【市民研究員の条件及び募集人数】
1.福岡市またはその近郊にお住まいの方もしくは福岡市内に通勤・通学している満18歳以上の方で、月2回程度の定例研究会(原則、平日の夜間)に参加でき、かつ、研究テーマに関連して自主的な研究活動ができる方。

2. 募集人数は5名程度です。

【研究活動の内容】
1.研究活動は、当研究所のサポートを得た上で、市民研究員の皆さん自身で調査研究を進めることを重視します。月に2回程度の定例研究会では全員参加の研究活動となりますが、その他に個人による準備作業、グループによる資料収集や現地調査等の作業が求められます。

2.研究期間は、平成26年6月下旬(予定)から平成27年3月までの約9か月間とし、期間中は、研究所の施設の一部を作業スペースとして提供します。

3.市民研究員には、研究活動費として研究に関する経費(書誌購入、コピー・プリントアウト等)を、1人につき研究期間中1万円を限度として支給します。
定例会参加等にかかる交通費については、各自負担をお願いします。

4.市民研究員の決定
①市民研究員は、書類選考及び面接選考のうえ決定します。
②選考結果は、応募者全員に文書で回答します。
③決定後は、研究所が「市民研究員」として委嘱します。

5.研究成果
① 研究の成果は、報告書としてまとめていただきます。また、発表会も行います。
② 研究成果については、研究所、市民研究員双方に帰属するものとし、研究所以外における公表については、研究所の承諾を得てください。

【応募手続き等】
1.応募方法
下記の①から⑧の項目を記入し、提出してください。(自筆・ワープロのいずれでも可)E-mailによる申込みも可能です。

応募用紙はこちら(Wordダウンロード/35KB) ※直接入力していただけます。
①氏名(フリガナ)、 ②年齢、 ③住所、④電話番号(昼間連絡可能なところ)、⑤勤務先(または通学先)名⑥勤務先(または通学先)住所、⑦まちづくりに関する活動等の経験があれば簡単に記入してください。 ⑧今回の応募の動機、及び研究テーマに関する自分自身の考え方や所感を、400字以上800字以内の文章にしてください。

※合否に関わらず、提出書類は返却いたしません。また、提出書類記載の個人情報は適切に管理し、市民研究員の選考とその後の活動に関する事務以外には使用いたしません。

2.募集期間
平成26年5月7日(水)~平成26年6月6日(金)
(最終日の消印有効とします。)

3.面接選考
平成26年6月中旬(面接日時は後日連絡します。)

4.応募、問い合せ先
公益財団法人福岡アジア都市研究所
〒810-0001 福岡市中央区天神1丁目10番1号 福岡市役所北別館6階
TEL 092-733-5686  FAX 092-733-5680
E-mail shimin@urc.or.jp

※募集要項はこちら (pdf/225KB)