Fukuoka Growth 02 高まる地域経済の拠点性 2013.7.11 Version1.2(pdf/1.01MB) 福岡市は、今後20年は人口増加が続く見通しであり、全国的にみても人口の集中が顕著です。九州全体では人口が減少していく中で、福岡市の集中度がさらに増していくことを意味しています。 都市が世界経済を牽引する中、先進国では例外的に首都圏への一極集中が依然として続いている日本では、経済のしなやかな強さ(レジリアンス)を高めていくために、それぞれの都市圏が創意工夫により自律的な経済成長をし、世界の中で存在感を高めていく必要があります。そして、その拠点となる都市においては、高いハブ機能、司令塔機能を持って、周辺を牽引する役割を担っていくことが求められます。 九州は、他の地方経済圏と比較すると、経済の規模や産業の集積、多様性は優位性を持っています。これらの経済活動や基盤があればこそ、福岡市のサービス業を中心とした経済活動が盛んになっているとみることもできます。 今後も、九州経済圏の発展とともに、その拠点都市として、世界の中での存在感を高め、人や投資を集める求心力を発揮していくことが期待されます。 ※グラフはクリックで拡大できます。