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コロナ・インパクト・フクオカ(コロナ禍影響度チャート集)

URC情報戦略室では、2020年のコロナ禍による人々の消費行動や関心度等の変化を視覚化した『コロナ・インパクト・フクオカ』 家計調査編と、Google Trends/コミュニティモビリティレポート編を発行しました。

ダウンロード (pdf/約1.0MB)
『コロナ・インパクト・フクオカ
家計調査 編』
ダウンロード (pdf/約1.8MB)
『コロナ・インパクト・フクオカ
Google Trends / コミュニティ モビリティ レポート編』
概要 2020年コロナ禍影響度チャート集
Impact of COVID-19 on Fukuoka in Charts
発行日 2021年10月
キーワード ・新型コロナウイルス感染拡大の影響
・2020年前年同月比
・消費行動変化
・検索関心度合い
・場所への訪問数、滞在時間
担当 情報戦略室
・畠山 尚久
・山田 美里

家計調査編は、「福岡市」の消費行動の変化をみるために、総務省家計調査におけるさまざまな商品、サービス等の月別の平均消費額について、過去5年間の月別平均消費額を100として、2020年の月別の値をチャート化したレポートです。

● 家計調査編 ポイント
家計全般では、「基礎的支出(必需品的なもの:食料,光熱費など)」は大きな変化はみられないものの、「選択的支出(贅沢品的なもの)」は、緊急事態宣言期間中に大きく減少しており、行動、外出の自粛で、消費機会が失われたものも多いようです。

「国内パック旅行費」「航空運賃」など、長距離移動だけでなく、「バス代」「タクシー代」など、日常的な近距離移動に関連する消費も、緊急事態宣言以降大きく減少しています。

「カップ麺」「パスタ」といった長期保存可能な食料品や、「小麦粉」「食用油」といった調理関連など、巣ごもり関連の消費が増えています。このほか、「ビール(購入)」などの消費が増加した一方で、「飲食代(外食)」は大きく減少しています。

同じく巣ごもり需要として、「ゲームソフト」など、趣味、娯楽関連の消費や、「パソコン」など在宅ワークに関する消費も緊急事態宣言後大きく増加しています。

緊急事態宣言中に「婦人用服」「履物類」などが軒並み減少したほか、「スポーツ観覧料」「文化施設入場料」や、習い事などの「月謝」も大きく減少しており、外出関連の消費を控えたことがうかがえます。


Google Trendsは、Google社が提供するサービスで、Googleで検索されたキーワードの検索関心度合いをスコア化したものです。ここでは、福岡県において検索された任意のキーワードについて、2019年、2020年の変化をチャート化し、「ビジネス」「生活」「外出」の3つに分類して掲載しています。

● Google Trends編 ポイント
「ビジネス」関連ワード
緊急事態宣言中は、「テレワーク」「ZOOM」など、在宅での仕事に関連したワードが上昇しており、マニュアルを調べたり、必要な物の購入を検討したりしていた状況がうかがえます。

「生活」関連ワード
緊急事態宣言中は、「宅配」「通販」などの巣ごもり需要関連のほか、「DIY」「レシピ」「Amazonプライム」など、在宅時間の過ごし方に関する検索関心度が高まっています。
また、需要急増期には「マスク」「除菌」が、定額給付金の受付時期には「申請」「マイナンバーカード」が急上昇するなど、社会の動向に合わせて検索関心度が変化していることがわかります。

「外出」関連ワード
緊急事態宣言前後は、「花見」「動物園」などの検索関心度は軒並み低下し、「コンサート」などのイベント関連は、年間を通して低下したままです。GoToトラベルキャンペーンの時期には、「宿泊」「旅館」などが上昇に転じたものの、感染再拡大とともに再び低下しています。

Google コミュニティ モビリティレポートは、Googleアカウントのロケーション履歴に基づき、様々な場所における訪問数と滞在時間の、基準値との変化を示すサービスで、Google社が提供しています。ここでは、2020年2月から2020年末までの福岡県における人の移動の変化をチャート化しています。

● Google コミュニティ モビリティレポート編 ポイント
緊急事態宣言中は、「小売、娯楽」「乗換駅」「職場」は低下し、「住宅」は上昇しています。「乗換駅」は2020年後半も回復がみられず、移動の自粛が継続されているものとみられます。

このほかにも、多くのキーワードで視覚化しており、見る人により、さまざまな気付きがあるのではないかと思います。

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