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著者 | 中村 由美・菊澤 育代 | |
出版日 | 2020年3月 | |
キーワード | 福岡市の災害リスク 都市の外国人防災の取り組み 外国人の集住傾向 災害時に外国人が直面する課題 外国人への情報発信 |
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区分 | 研究報告書 | |
URC研究区分 | 総合研究 |
福岡アジア都市研究所(URC)は、2019年度総合研究報告書『外国人の防災~みんなが助かる社会の構築に向けて~』を発行しました。近年の自然災害の頻発と外国人の来訪者・在住者の増加傾向を踏まえ、外国人の防災という切り口から、福岡市における「誰もが助かるまちづくり」に向けて検討を行いました。
ポイント
・自然災害の頻発や外国人の増加をうけて進む災害時の外国人支援
・福岡市における外国人が多い地域の災害リスク、多言語による情報提供の取組
・外国人支援の先進事例(関係各所の連携、ボランティアの活用、多様な情報発信ツールなど)
・異なる言語特性に配慮した情報伝達と、言語だけではない重層的な制約への配慮の必要性
・多言語化を意識した情報発信の必要性、外国人が支援側に立つ可能性
・外国人の防災力の向上は、子どもや高齢者を含む地域全体の防災力の向上に寄与
コラム
調査研究の過程で得た情報や研究員の気づき、調査研究の一環として開催したワークショップの内容を、URCのWEBサイトでコラム形式で発信してきました。報告書とあわせてご覧ください。
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特別編:URCナレッジコミュニティ 防災ワークショップ【報告】 ✔ URC報告「一人ひとりの多様性と必要な備えとは」 ✔ワークショップ:「わたしの防災カード」 ✔意見交換「多様性のある社会における防災」 |
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シリーズ07:世界の“BOSAI”とボランティアのゆくえ ✔ BOSAIの主流化 ✔ 支援受け入れ機関の役割と負担 ✔ 非公式セクターの制度化と“BOSAI”力の向上 |
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特別編:URCナレッジコミュニティ 防災ワークショップ【報告】 ✔ URC報告「都市における外国人災害対策と災害時における外国人の脆弱性」 ✔ ワークショップ① 「多様なシーンにおける課題発掘」 ✔ ワークショップ② 「助かる社会の環境づくり」 |
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シリーズ06:沖縄における観光危機管理 ~県一体となった災害・危機への対応 ✔ 観光客と観光産業を守るための計画の策定 ✔ “危機からの回復”までを視野に:麻しん(はしか)感染拡大防止の取り組みの事例 ✔ 一人ひとりが観光産業の守り手である |
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シリーズ05:多様性を認める社会づくりと防災 ✔ 男性は避難所運営本部?女性は炊き出し? ✔ 多様な人々の「違い」への配慮とは ✔ それぞれの役割を活かす社会づくりが防災力向上につながる |
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シリーズ04:避難所運営の若き担い手 ~熊本大学における被災者支援 【後編】~ ✔ 学生ならではの要配慮者対策 ✔ 手探りからの情報収集・伝達手法の確立 ✔ 背中を押された学生たち |
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シリーズ03:大学が避難所に!熊本地震からの学び ~熊本大学における被災者支援 【前編】~ ✔ 指定外避難所での避難所開設 ✔ 当事者意識と日常的なつながりの奏功 ✔ 適材適所の役割分担 |
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シリーズ02:阪神・淡路大震災から24年後のまち ~神戸市長田区野田北部地区の視察報告~ ✔ 震災当時の様子を物語る樹木や街灯 ✔ 地域住民による震災後のまちづくり ✔ 新たな住民層により変わる地域 |
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シリーズ01:一人ひとりが「助かる」とは? ~「地域コミュニティの防災力の向上シンポジウム」参加報告~ ✔インクルーシブなまちづくりとは「助かる」社会を構築すること ✔地域づくりの”隠し味”としての防災 ✔減災とは「最後の一人まで助けること」 |
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