RSS Feed

とある出来事(山田)

いつ:
2021年3月15日 @ 09:00
2021-03-15T09:00:00+09:00
2021-03-15T09:15:00+09:00
画像はイメージです

画像はイメージです

福岡市動物愛護管理センター・負傷猫の収容状況推測原因内訳(2019年度)

2ヶ月ほど前の話ですが、天神のど真ん中の交差点で歩行者用信号が青になったとき、カラスが横断歩道の脇に舞い降りるのが見えました。行き交う人の合間からカラスを見ると、誰かが落としたセーターのようなものが眼に入りました。よく見ると車に轢かれたのか、既に息絶えた猫でした。

早くどこかに連絡しないとカラスに突かれるかもしれない。また車に轢かれるかもしれない。どこに連絡すれば…気になりながらも何も行動できない自分に苛立ちつつ、横断歩道を渡り始めました。

次の瞬間、70代くらいの女性が猫の方に近づくのが目に入りました。ビニール袋をはめた右手で猫を持ち、道路脇の柵の側にそっと置いたのです。ちょうどその時、女性警察官二人が走って駆け付け、女性にお礼を伝えたあと、猫を収容するためにしゃがみ込むのが見えました。その向こうには、何事もなかったかのように歩き去る女性の後ろ姿がありました。

私は横断歩道を渡ったあとも、振り返りつつ一部始終を見続けました。ほんの20秒程の出来事でしたが、最初に猫を移動させた女性の素早い行動に感動しました。こういう風に、何をすべきか判断し、咄嗟に行動できるような方を見習いたいと強く思いました。

後日調べたところ、福岡市の道路上で動物の死骸を見つけた際は、市が処理を委託する業者に、直接電話連絡をすると対応してくれることが分かりました(https://www.city.fukuoka.lg.jp/kankyo/kateigomi/qa/FAQ2258.html)。また、幹線道路で動物の死骸を見つけた際は、全国共通・24時間受付無料の「道路緊急ダイヤル(#9910)」に通報すると、各道路管理者に対応するよう連絡してくれるそうです(https://www.mlit.go.jp/road/dia/)。

ちなみに福岡市の生活衛生関係事業統計によると、2019年度に動物愛護管理センターで収容した負傷猫の負傷原因として最も多いのは「交通事故」と推測されており、猫の交通事故が多く発生していることがわかります。

情報戦略室 山田美里
http://urc.or.jp/event/column-20210315
Print This Post Print This Post