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観る・演る・魅せる・推すの“市民総おどり”(畠山)

いつ:
2020年6月22日 @ 09:00
2020-06-22T09:00:00+09:00
2020-06-22T09:15:00+09:00
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画像はイメージです

今や、映画、音楽、スポーツなど、さまざまなコンテンツをオンラインで楽しめる時代です。
一方で、生で観る迫力や臨場感は、体験した人だけが得られる特別なものです。
それぞれの良さがありますが、福岡市は、大規模なものから小規模、ニッチなものまで、文化・芸術分野に、直接触れる機会に恵まれた都市といえます。

一方、自ら趣味、特技をいかし、活動する人も多く、福岡市には、官民多くの小劇場、音楽等の練習場があり(http://www.fpap.jp/theatre/theatre.htm*i)、活動を支えています。
活動の成果は、発表会や公演等、人に見せる歓び、緊張感を持つことで、モチベーションが高まり、マズロー*iiいうところの承認欲求、自己実現欲求まで充足します。
オンライン配信等、手軽に披露できる時代です。それでも、直接オーディエンスに魅せて得られる興奮は格別でしょう。博多どんたく港まつりは、特設ステージなどで、老若男女が、音楽やダンス・踊りなどの芸を披露することも、「福岡市民の祭り」たる所以です。

観る。演る。魅せる。そして、もう一つの文化・芸術の醍醐味が、「推す」です。
好きなアーティストを応援する。理屈抜きに作品、活動を楽しむ応援もあれば、関連消費などによる金銭的な応援もあります。オンライン上でも「投げ銭」の仕組みが増えています。
推し方や対象も多様で、メジャー推しもあれば、自分だけの推しを見つけ、有名になれば「私が育てた」と、もはやマズローの5段階にも当てはまらないような独特の満足感を得る人もいます。

文化・芸術活動は、言うまでもなく、人のクリエイティビティが発揮される分野で、それは新たな価値の創造とも言い換えられます。オンライン時代だからこそ、活動や鑑賞する生の機会が充実することで、想像力が刺激され、新たな価値を生み出すきっかけとなり、心の充足は、日々の生活の質向上に影響し、都市の魅力や市民の幸福度向上につながることも期待されます。

情報戦略室 畠山 尚久
http://urc.or.jp/event/column-20200622

*i: 出典NPO法人福岡パフォーミングアーツ。プロジェクト・営業状況等は各施設へ確認ください。
*ii: マズローの欲求5段階説:人間の欲求を「生理的欲求」「安全欲求」「社会的欲求」「承認欲求」「自己実現欲求」の5段階に理論化したもの。1つの欲求が満たされると次の欲求を満たそうとする基本的な心理的行動を表しています。

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