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イスラエル人の言葉「Debate sharpens your mind(ディベートが人の頭を冴えさせる)」(山田)

いつ:
2020年1月24日 @ 09:00
2020-01-24T09:00:00+09:00
2020-01-24T09:15:00+09:00
イベントの様子

イベントの様子

先週、福岡市の官民協働型スタートアップ支援施設「フクオカグロースネクスト(FGN)」で開催された 「イノベーション大国イスラエル~中東のシリコンバレーと呼ばれる理由~」(2020年1月16日)にて、「日本・イスラエルのビジネス環境の違い」についてのトークセッションを聞きました。

日本とは違うイスラエルの大きな特徴は、①ボトムアップの文化、②ディベート(討論)能力の高さ、③スピードの速さだそうです。

日本では国をマネジメントするためにヒエラルキーが必要でトップダウン式での活動が浸透しましたが、歴史的に国を失ったイスラエルの人々は、生きのびるためのコミュニケーションを大事にしたため、階級に関係なく意見を述べたり意思決定を行ったりするボトムアップ式の活動が浸透したそうです。

また、情報共有や意見交換などのコミュニケーション活動が活発に行われ、ディベートが日常茶飯事となったことで、ディベート能力も高まりました。登壇者の一人であるイスラエル人ヨニー氏のお母様は、「ディベートが人の頭を冴えさせる」とよく言っていたそうです。議論で相手を打ち負かそうとするため、論理的な思考力が鍛えられたそうです。

日本とイスラエルのスピード感の違いは、日本企業の機会損失に繋がる可能性があるとの指摘も登壇者らから挙がりました。例えば企業同士の連携を進める際、日本企業が「検討中」として数か月や一年も決断に時間をかけている間に、イスラエル企業の規模が大きくなり提携相手として適さなくなったり、(買収などで)企業自体が存在しなくなったりすることもあるそうです。

今年3月には日本とイスラエルを結ぶ定期直行便が初めて就航します(http://www.jwing.net/news/15571)。アグリテックやデジタルヘルス分野での連携はポテンシャルが高いとのことで、イスラエルでの事業展開に挑む日本企業が増えるかもしれません。その際、日本企業は、ヨニー氏曰く「スムーズにフレキシブルなアプローチ」で取り組む必要があるでしょう。

※イベントの様子は、福岡市の公式Youtubeチャンネルで視聴できます。

情報戦略室 山田美里
http://urc.or.jp/event/column-20200124
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