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広東・香港・マカオ大湾区でのビジネスチャンス

いつ:
2019年9月4日 @ 09:00
2019-09-04T09:00:00+09:00
2019-09-04T09:15:00+09:00

上からマカオにて①、マカオにて②、香港にて、深センにて

2019年7月5日、「福岡市-広州市 友好都市40周年記念セミナー」にて、在広州日本総領事館の石塚総領事の講演「広東・香港・マカオ大湾区構想の現状と展望」を聴きました。

「広東・香港・マカオ大湾区構想」とは、香港、マカオ、広州、深センのエリアを一体化させて大経済圏を築く構想です。2016年に広東省から出てきたアイディアで、2018年には国家級プロジェクトに昇格し、2019年2月には「広東・香港・マカオ大湾区発展計画綱要」が発表され、2022年までに世界的ベイエリアの基礎を形成し、2035年までに完成させる目標が掲げられたそうです。

香港・マカオ間は橋の開通により、広州・香港間は高速鉄道の開通により、それぞれ45分程度での移動が可能となったように、インフラ整備も着々と進んでいます。
躍進的発展の進む広東・香港・マカオ大湾区への進出が日本企業にもたらすチャンスは以下の5点との紹介がありました。
① 6,600万人が住む域内総生産(GRP)11兆元(約160兆円)を超える高度成長市場(GRP成長率も全国平均を上回る6.8%)
→巨大マーケットの取り込み
② (大陸や香港、海外からの)優秀な人材が集まるイノベーション拠点
→高度人材の確保、イノベーション活力の取り込み
③ビジネスコストの低下
→競争力強化
③ 規制緩和の先行(e.g.緩和されている規制が香港を経由して大湾区にも適用される可能性)
→金融サービス業など
⑤新領域への参入
→スマート製造(AI、IoT+ものづくり)、ヘルスケア・バイオ医薬、新エネ・環境

広東・香港・マカオは中国政府にとって重要な経済圏であり、この「広東・香港・マカオ大湾区構想」を何があろうとも推し進める方向であるように感じました。

情報戦略室 山田美里
http://urc.or.jp/event/column-20190904
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