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海外市場開拓調

研究趣旨
本資料は、平成25年度個別研究として行った「海外市場開拓調査~アジアへの唐泊恵比須牡蠣の輸出可能性について~」の成果物です。
当研究は、香港の最高級レストラン向けに輸出されたことでブランド力が向上した福岡市の唐泊恵比須牡蠣を対象に、その香港への輸出が成功した要因を分析し、他のアジア地域市場を開拓するためのヒントを探ろうとしたものです。調査の過程で、モノや食材の輸出だけでなく、”Made by Japan”という牡蠣の養殖産業そのものの輸出の可能性についても検討することができました。
本資料の作成にあたっては、福岡市農林水産局水産振興課、福岡市漁協唐泊支所などの関係者と頻繁にミーティングを行い意見を吸収し、また、JETRO、水産振興課、福岡市漁協などの複数のセミナーにおいて様々な視点からの貴重な意見をうかがうことができました。
国内消費市場の縮小傾向、水産従事者の高齢化、気候変動や乱獲による漁業資源の脆弱化など、水産業を取り巻く環境は決して明るいものではありません。福岡市は豊かな海に恵まれている地域であるからこそ、危機に面しているこの産業の価値を今一度見直し、持続可能に成長させるための施策を導入する必要があるのではないでしょうか。水産物とその加工製品、技術やサービスの輸出は、水産業を成長産業にさせるための一つの方策であると考えます。
以上のような視点から本資料を取りまとめましたが、水産業・水産品に限らず、農林業・農林産品を含む福岡市の一次産業の輸出戦略を考える参考になれば幸いです。

研究期間

~平成 24年 3月

担当

天野 宏欣  主任研究員

研究報告書

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